院長先生のブログ
ナースの甘噛み
ナースの甘噛み
今日もいい一日です。よきよき。ご機嫌です。
先日、クリニックにおいて困ったことが起こってしまいました。
必要があって、小児に点滴の指示を出したんだけれど、その処置の際に、患者さんが少し暴れてしまい、恐怖もあったのでしょう、ナースの腕に嚙みついてしまいました。
「痛い!」と言ってそれ以上噛み続けることはなかったのですが、出血してしまいました。
しっかり洗浄して、事なきを得たのですが、労災と言えば労災です。
保護者には事実のみを伝えさせていだきました。
後日、再来してくださった際に、そのナースを呼んで皮下出血となった腕を保護者さんにも見てもらいました。
「児が噛んでしまったので、こういう傷跡になっています」と、説明しました。
「家とか保育園でも人を噛むことがありますか?」と尋ねました。
それから色々と話を聞かせていただきました。ありがとうございます。
********
患児は不安と恐怖を噛むことでしか表現できない特性があるのかもしれません。
噛まれた方が悪いとか、噛んだ方が悪いとかではなくて、噛むしかなかった状況を作ってしまった私が悪いとか、様々が解釈があります。ただ決して見逃すことはありませんし、今回はみんなが困ってしまいました。みんなが困っています。困り感のある児と困り感のある家庭を支えなければなりません。
今後も引き続き、その困り感を共有していきたいと強く感じました。
ただ単に悲しい出来事で終わりにはしたくありません。今度も気をつけてみていきましょうね。
(せめて、甘嚙みにしてほしいな。)

