安田先輩のこと

先日帰宅して、郵便ポストに手紙がありました。安田先輩が亡くなられて、葬儀の日時が書いてありました。

ソフィア通りを中央線の電車音を聞きながら、四谷駅に急ぎます。間に合うかなあ。薄暗い中、上智大学ではクリスマスコンサートをやっていました。中野駅で総武線に乗り換えて、高円寺につきました。

葬儀場では、記帳して、手を合わせました。　語りかけるビデオメッセージを見ると涙が止まりません。

安田先輩ありがとうございます！

安田先生との出会いは大学空手部で始まりました。大学の空手部に入ってそうそう、掃除をしない白帯の奴がいたので、ボクがケンカをふっかけたのです。

「お前も新入りならば掃除しろ！俺たちと一緒にやれよ！」と命令した相手は一学年先輩の安田先生でした。その後は胸ぐらつかんで大騒ぎになりました。（ボクが一方的にやられて、叱られました。）

その後も部活の後輩として可愛がっていだきました。安田先輩が東京女子医に研修医として行ったので、追いかけて行こうとしたら、「磯部は来るな。お前みたいな質問ばかりして、ガツガツするような奴は女子医には向かない」と却下されました。その後も、開業先の浦和でたくさんたくさん美味しいものをごちそうになりました。ありがとうございます。出来の悪い後輩に今まで付き合っていただき感謝しかありません。

訃報を聞いて、ぽっかり穴があいてしまいました。なんにも手につかなくなりました。

どうしたら、いいですか、教えてください。