院長先生のブログ
こどもは失敗作でした。
こどもは失敗作でした。
今日もいい一日です。よきよき。ご機嫌です。
「こどもは失敗作でした。」という感想です。
あ、まちがい!そもそも、子供は作品ではありません。
二人の子供を成人まで、育てあげての個人的な感想です。
「うちのこどもは失敗作でした。」
あ、ちがいます。上手く言うなら、
「こどもなんて親の言う通りにはならない。」
「こそだてなんて、親の思うようにはいかない。」
と言ったほうが正しい感覚に近いです。
ほんとに、子供は親の言うこと聞かないですよね。でも、胸に手を当ててみれば、自分だって、親の言うことを聞いた試しはありませんでした。悪い子ちゃんでした。
でも、暖かく私の親は私を見守ってくれました。
私もそのような親になりたいと思っています。
***
神様は美しく強い動物をたくさん作りました。
人間だけは神様が作った唯一の失敗動物でしょう。
戦争したり、原爆落としたり、それでも、暖かく見守ってくれています。
だから、失敗作である人間の親が、子育てしたって、失敗するに決まってる。
もともと我々は神様の失敗作なのだから。
だから、神様のように、わが子が失敗してもあたたかく見守りたい。
やさしい神様の眼差しのように、わが子を見る目も神様のそのようでありたい。
(ちょっと私は口を出しすぎかしら、とも思います)
また、なんどでも立ち上がるように見守っていいきたいです。
神様がそうするように。