院長先生のブログ
コロナワクチンを急ぎたい
コロナワクチンを急ぎたい
少しだけ、まとめてみました。
発熱外来をやり、PCR検査抗原検査をやり、コロナ患者を診察し、
コロナワクチンも行い、多少勉強していくつかのことがわかってきました。
現在の多少を記載します。
〇前倒しできるものなら、前倒しで3回目を急ぎたい。
〇オミクロン株は比較的重症化しにくいが、伝搬性はつよい
〇5歳から11までのワクチンについては、賛否両論ある。
無症状~軽症状なのにワクチンが必要か、という意見はある。
ただし、基礎疾患ある児には必要。エンデミック(地域クラスター・学校園クラスター)を防ぐ意味では必要。学びを止めないために。11歳はだめで12歳はいいのか?打てるひとは打つ姿勢もあり。
〇第一波が重症化しやすく、後になるにつれ、感染は広がるが、重症化しにくくなっている。
(そうでないと人類はしぶとく現代まで生き残ることはできなかったであろう)
- 参考:スペイン風邪:(講談社ブルーバックスB-738より)
6億人が感染(新型コロナは現在2.7憶人)
1918年(大正7年)3月から出現した。
世界で6億人が感染し、死者2300万人(現在のデータ:2.7億人感染、530万人死亡)
日本で2300万人が感染し、死者38万人(現在のデータ:170万人感染、1万8000人死亡)
1918年(大正7年) 春;第1波
1918年(大正7年) 秋:第2波
1919年(大正8年) 初頭;第3波
スペイン風邪は1918-1919で蔓延して、1920にはなぜか流行していない。
大正9年には消えている。