院長先生のブログ
mRNAとビタミンC
mRNAとビタミンC
今日もいい1日です。よきよき。ご機嫌です。
もう有名ですがmRNAワクチンの基礎研究・開発をしたカタリン・カリコ博士はハンガリー人で国立セゲド大学卒業です。
セゲドはハンガリーの首都ブダペストから電車で2時間半の地方都市。
セゲド大学といえばビタミンCを発見してノーベル賞を受賞したアルベルト・セント・ジョルジ先生が学長をつとめていた古くからの名門大学です。
彼はその地方特産のパプリカから精製したアスコルビン酸が壊血病に効くことを発見し、ビタミンCと命名しました。
また、アクチンとミオシンが会合するとATPを使っての筋収縮メカニズムも発見しています。
彼は言っています。
「発見とは誰もが見てきたことをじっくりと見据えたうえで、
誰一人として考えたことのないことを考えてみることである」
すっぱい名言ですよね。
ビタミンCだけにね~。