院長先生のブログ
釘と画びょうと稲川淳二
釘と画びょうと稲川淳二
今日もいい1日です。
先日、画びょうを踏んでしまった。
かかとから血がじわ~っと湧き出てきた。
子ども達にかかとを見せてキャーキャー言わせた。
ふと、昔の思い出が湧き出てきた。
子どもの頃、近所で建築中の家があると、仲間を連れだって、釘拾いをして、「釘刺し」で遊んだ。
「釘刺し」とは、長い釘を投げて土に刺さった分だけ陣地をとる、陣地取りゲームだ。
薄っぺらのビーチサンダルとTシャツ短パンで近所を走り回るガキだった。
その日も建築現場で大工さんに怒られながら遊んでおり、「釘刺し」ゲームをしていた。
いつものとおり、私の圧勝で機嫌よく自宅に帰った。
帰る途中、なんかかかとが痛いな、と感じた。でも、サンダルもはいてるし、石でも挟まったかな、と思った。でもやはり痛い。
「なんか変だな変だな~、怖いな怖いな~。痛いな痛いな~」とかかとを見ると、
なんとサンダル越しに釘がかかとに刺さっているではないか。
勇気をもってサンダルを引っ張ると、なんと、釘が直接かかとに刺さっておる!
さらに勇気をだして、釘を足から引っこ抜いた。びっくりするくらい血がでた。
自宅玄関脇の水道で固まった血を洗いながして、何にもないふりをして、家に入った。
誰にも言えず、今に至る。今まで黙っていてごめんなさい。
(現代であれば破傷風ワクチンの適応です。)