院長先生のブログ
熱性痙攣と枕と救急車
熱性痙攣と枕と救急車
今日もいい一日です。
昔のエピソードです。
都立病院時代の先輩、M先生のお話。現在は偉くなってしまいましたが、まだ、若い小児科医だったM先生の逸話。
救急外来で当直していると熱性けいれんで一台の救急車が来るとコールがありました。いってみると痙攣している子供がひとりと付き添いの男性はパジャマ姿のM先生でした。「いや、うちの子が痙攣して、慌てて救急車呼んじゃった。」と苦笑い。パジャマ姿で脇に枕を抱えたままのM先生。「いやあ、慌てるもんだね。枕は必要ないよね。」と枕を抱えて戻っていきました。
今はNICUの統括リーダーです。すばらしい先生です。