院長先生のブログ
悲しみは螺旋階段
悲しみは螺旋階段
誰かが言ってた。毎日毎日同じ時間に同じことを思い出して、悲しくなって、落ち込んで、また今日も何度もダメな気持ちを味わって、おなじ道をグルグルめぐって堂々巡りをしている。もう、とうに昔のことなのに許せなくて、フラッシュバックのように何度も打ちのめされる。
だが、段差はほとんどない螺旋階段だと思ってほしい。同じところをグルグル回っているようだが、ほんのわずかに違う場所を歩いている。ほんのわずか、ほんのわずかの回復という螺旋階段を登っていると考えてほしい。登っているからこそ、しんどいのです。