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長岡市小児科 キャッツこどもクリニック 日曜診療あり

34 years of Challenging

 

34 years of Challenging

 

今日もいい一日です。よきよき。ご機嫌です。

 

1992年の春のことである。

自分は医学生であった。ある授業で先生が言われた。

「入院中の頸椎損傷の四肢麻痺の高校生がいる。誰かボランティアで勉強を教えてくれないか?」

と志願者を募った。僕らの学年は怠けものが多い印象だった。誰も手を挙げる者はいなかった。

授業が終わり、自分は意を決して、教授のところにいき、「ボランティアやります。」と言った。

同じように消極的なボランティアが数人集まって、その高校生の病室に通うようになり、ボランティアで家庭教師ごっこが始まった。

病室教師なんて、数か月も続かなかったように思う。内容は覚えていない。首から下を動かせないという高校一年生に不真面目な医学生が授業を教えるなんて、こちらもあちらも初体験。戸惑いを隠せない。話し相手に終わっただけだったと思う。

月日は流れ、僕らは細い糸のような関係が続いていた。

そして、34年ぶりに、互いにおじさんになった我らが再会できたのは、2026年の春だった。

 

*****

 

以下、泰次郎君の了承を得て、文章を載せ、この記事を書いている。

 

『磯部さん。

今日は自宅まで会いに来てくださりありがとうございました!

超久々にお会いできてとっても嬉しかったです!

思い返せば中学3年の夏に怪我をして、翌年の春から高校へ病院から通うようになった時、

足りない授業の穴埋めをするために病室教師として来て頂いたので、34年ぶりということになりましたね。

その年の年末に自宅に帰ってくることができたので、約半年ほどの事でしたが、僕の中ではもっと長くお世話になっていたような強い思い出として残っていたため、あの頃と変わらない磯部さんの笑顔を目の当たりにしたら、34年のブランクも一気に無くなりとても楽しい時間を過ごすことができました!ありがとうございます!また東京にいらっしゃるときに、遊びに来ていただけるのを楽しみにお待ちしています!!

青柳泰次郎』

 

 

常に前向きで明るく、愚痴をこぼさず、チャレンジングな彼にこちらも教わることばかりです。

彼は、マイアミでリハビリをしたり、グアムでダイビングトレーニングをしたり、沖縄で本格的なダイビングをしたりします。口で棒を加え、PC操作を行い、雑誌記事のライターをしたり、テレビ局での仕事もしています。ほんとに素晴らしい。

『チャレンジング』という言葉は彼のためにある。

意味深い彼との人生を考えている。

彼からいただいた海苔茶漬けはとっても美味しいです。

お湯をかけるとほわっほわっと、大きくふくらんで御飯茶碗から、海苔があふれ出します。

泰次郎君の笑顔みたい。

 

 

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