院長先生のブログ
昔話
昔話
昔々、田舎の山奥に流行らない小児科医院がありました。
患者さんが全く来ないので、
看護師さんは軍手をして、芝刈りに。
事務さんは何度も洗濯機をまわしていました。
白いユニフォームが擦り切れるくらい。
院長先生は暇すぎて、猫の爪を切ってあげたりしています。
ある日、とても美しい人が受付に現れて、
「以前助けていただいたツルでございます。何か、恩返しというかお手伝いをしたいと思います。一か月間、無料で奉仕します」
と、一生懸命、働いてくれました。
一か月間、飲みもせず、食べもせず、一生懸命、働いてくれました。
一か月のち、お別れの日がやってきました。
彼女は「ほんとうにありがとうございました。ご機嫌よう。」
と翼をひろげ、飛んでいきました。
決して、開かないでくださいと置手紙がありました。
開けてみると
「請求書」と書かれた手紙と振込先が記入された用紙が入っていました。
ツルじゃなくてサギでした。
(はい。不採用)

