院長先生のブログ
ネガティブ・ケイパビリティ
ネガティブ・ケイパビリティ
今日もいい一日です。よきよき。ご機嫌です。
市井のただの開業医ではあるが、二足のわらじを履いている。
『小児科専門医としての一般小児科診療』と
『臨床心理士・公認心理師としての心身症外来』である。
究極的に対になっている。
即断即決が求められる一般小児科。川崎病や水痘麻疹、白血病、骨髄炎、敗血症、喘息発作、アナフィラキシー、けいれん、チアノーゼなどなど、多岐にわたる急性症状や疾患を即断即決即診断治療しなければならない。
その反対側としての心身症外来では【ネガティブ・ケイパビリティ】が必要とされる。
不定愁訴を訴えながらも、不安定な子どもに寄り添う。いい時も悪い時も伴走するかのようにつかず離れず、不安定感に堪える勇気というか、不明瞭な状態にもかかわらず子どもたちを支援しつづけ、決して手をはなさないレジリエンスをもつ覚悟。
その二つを併せ持つことができたなら、ほんとに理想的なんだけれど、まだまだ修行中だと思う今日この頃です。
夕方、庭先でDNAの二重らせん構造のようなユスリカの蚊柱をみて、そう思いました。

