院長先生のブログ
乳幼児突然死症候群(SIDS)
乳幼児突然死症候群(SIDS)
SIDSはそれまで元気だった赤ちゃんが、突然亡くなってしまうものです。
生後6か月までに多いです。
先天性疾患や事故や窒息とかではないといわれています。
玉ねぎの皮のような症候群で、少しずつ少しずつ病態が明らかになりつつあります。
SIDSの赤ちゃんを解剖させてもらって、RSウイルス感染症だったことがわかりました。
それにより、SIDSの原因のひとつとして、RSウイルス感染というヴェイルが
明らかになり、除外されました。
SIDSの予防は確立されていませんが、
1) あおむけに寝かせましょう。
2) できるだけ母乳で育てましょう。
3) たばこはやめましょう。
と言われています。