院長先生のブログ
低身長について
低身長について
日常診療においては、低身長と成長率低下を
あわせて、成長障害として、精査の対象とすべきです。
いわゆる低身長では
(ほんとに単純にいうと)
中学1年、2年、3年生(男子)では
それぞれ、140㎝、145㎝、150㎝以下だと、精査の対象になり得ます。
中学1年、2年、3年生(女子)では
それぞれ、140㎝、142.5㎝、145㎝以下だと、精査の対象になり得ます。
ご検討ください。
また、父と母の身長から子供の身長を予測できる式があります。
◎Target height:TH
【男児】㎝=【父の身長+(母の身長+13㎝)】/2
【女児】cm =【(父の身長―13㎝)+母の身長】/2
で予測できます。
◎Target range:
その振れ幅は、それぞれ、
【男児】はTH±9㎝
【女児】はTH±8㎝
がTarget range となります。
かかりつけ医にご相談ください。