院長先生のブログ
【赤ちゃんの頭の形外来】について
【赤ちゃんの頭の形外来】について
(水曜日午後3時半~:電話で予約の上、受診願います)
赤ちゃんの頭の形に不安はありませんか?
ゆがみが気になったことはありませんか?
頭蓋変形には病的なものとして【頭蓋縫合早期癒合症】がありますが、
病的でないものとして、【位置的頭蓋変形症】があります。
いわゆる【向き癖】に伴うものと言われています。
【位置的頭蓋変形症】の治療には頭蓋矯正ヘルメットを用いることがあります。
またはヘルメットを用いずに、体位変換、生活指導などを行うこともあります。
指導内容としては、
・同じ姿勢で寝かせたままにしない。
・意識して頭の向きを変える。
・U字型ドーナツ枕を使う。
・平たいベビーカーをなるべく避ける
・タミータイム(うつ伏せ遊び、腹ばい遊び)で遊ばせる。などなどがあります。
キャッツこどもクリニックでは
日本頭蓋健診治療研究会で研修を繰り返し、
頭蓋変形の知識の習得と診断・治療の標準化を学術的に研鑽してきました。
赤ちゃんの頭囲は生後7か月までに急激に拡大します。
よって、頭蓋変形は3~4か月時に評価し、6か月頃までには専門医療機関に紹介すべきです。
ヘルメット治療は3~6か月がスタートと言われ、約6か月必要とされています。
【赤ちゃんの頭の形外来】は
毎週水曜日午後3時半から行います。電話でご予約の上、受診願います。