院長先生のブログ
ゲームの言い訳
ゲームの言い訳
今日もいい一日です
ゲーム依存症の子供達は言い訳の天才です。
私は小児科医として同様の子供達を500人以上診ているから、大体わかります。
(すべてに当てはまるわけではありません。あくまでも臨床経験からの傾向です)
「みんなが何時間もやっているから。」
「仲間と協力してやっているから友達に迷惑がかかる」とか言います。
「頭も使うし、コミュニケーションだって必要なんだ」。
「ストレス発散のためにゲームするんだ。」
「イライラがおさまるからやる。」
「リラックスするためにやる」
「やらないともう死ぬ。」
「無いと死ぬ。」
などなど、やるための理由づけの天才です。
そして、パターンがあります。
すぐにこう言います。
「もう勉強しないよ。」という勉強しない宣言。
「勉強する意味がない。意味がわからない。」などといいます。
「ゲーム以外やりたくない。」に始まり、
食べたくない、お風呂入る意味がない。眠くない、「寝ないよ」宣言。
エスカレートすると、朝はたたいても起きない。
腹痛、頭痛、めまいが出現、暴言、暴力、ウソつきの天才になります。
簡単にウソをつきます。簡単に見破られる薄っぺらなウソをつきます。
呼吸をするようにウソをつきます。だから、嫌われます。
だから、人が嫌いになり、ネットだけを信じるようになります。
そのうち、ゲーム・ネットを途中でやめることができなくなります。
麻薬と一緒だね。依存性があって、やめられない。
今日はあくまでも「臨床経験からの傾向」をお話させていただきました。ありがとうございました。