院長先生のブログ
地下鉄サリン
地下鉄サリン
今日もいい一日です。
3月20日は春分の日、昼と夜の長さが等しくなる日です。
25年前の1995年3月20日は東京で地下鉄サリン事件がおきました。
私はちょうどその前日にその時間にその丸ノ内線に乗っていました。
運よく1日ずれただけで私は助かったのですが、テレビからみた衝撃映像をまだ覚えています。
1か月後、都立病院での研修医生活が始まりました。研修病院でスタートしたばかりの私にオーベン(上級医)だった先生がいいました。
「ICUの2番ベッドにいるのはサリン事件の被害者でもある当院の麻酔科医だよ。」
あそこにいたのは自分かも知れない。無差別とか誰でもいいとか、あの時から、非常に許せない言葉になり、いまでも突き刺さっています。