院長先生のブログ
いやらしいこと
いやらしいこと
今日もいい一日です。よきよき。ご機嫌です。
研修医の頃、
点滴が入らないことが多くて、悩んだ時期がありました。
師匠でもある菅谷先生が
「いそちゃん。いやらしいこと考えてない?」
と言われました。
ドキッとしました。
「いやらしいことなんか考えてません!」と顔を真っ赤にして意地を張りました。
「で、なくてさ。カッコよく決めようとか、ナースや母親にどう見られたいとかさ、
そんなじゃなくて、ここに集中して、無だよ。無!」
「・・・」
「なんか雑念とかさ、ほかのこと考えると点滴なんて絶対入らないよ」と
私を諭しながら、スッと点滴を入れてくれました。
点滴入れるコツは、無。
と教えてくださったのです。
なんか禅問答みたいでした。