院長先生のブログ
小児科専門医の面接官、辞めました。
小児科専門医の面接官、辞めました。
今日もいい一日です。
最近までしばらくの間、日本小児科学会専門医試験の面接官をやっていました。毎年、京都であるのです。緑がまぶしい空気のきれいな京都国際館で行われます。
自分は日本小児科学会の専門医指導医だから、しょうがなくやっておりましたが、今年から辞退させていただくことにしました。
正直に言うとしんどいのです。また、年寄りが威張りくさってふんぞり返るのもよくないなあ、と思うからです。面接官の高齢化がひどい。もっと学会として若返りが必要だとおもうのです。
今の小児科専門医を受験する医師たちは素晴らしく勉強し、スキルも磨いてきています。面接の前の筆記試験をくぐり抜けてきた時点で青年医師たちはもう知識的には充分。面接で人間性をみるのって時間的に難しいですよね。
ともかく、若手の面接は現役バリバリの若い勤務医が愛情をもってやるべきだと思います。年寄りは身を引くべき。何事にも定年制は必要です。時間だけがみんなに平等です。