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長岡市小児科 キャッツこどもクリニック 日曜診療あり

緊急提言「子育てに役立つちょっとしたスパイス」

緊急提言「子育てに役立つちょっとしたスパイス」(腐らないように。時代とともに育て方は変化する。)

 

子育ては本能ではない。本能ではできない。やり方を教わってないからです。人間の本能がぶっ壊れているから。ヒトは動物生理学的に10代後半から20代に子どもをうまく産めるようにできている。であれば、生殖活動を終えた男性や女性は成人するまでは子育てを20年はすると考え、40歳から50歳程度の寿命でいいはずだ。高齢化しすぎたのだ。ヒトの動物生理学的本能はぶっ壊れていて、一年中発情期、年老いても5060歳でも子どもを若い女性に産ませたりしている。うまくいくはずないのだ。それを大半がうまくやっている。奇跡だ。

子育ては本能ではない、技術と知恵である。

 

●子育ては孤育てになっていないか。精神的孤立は悲劇を起こす。人間は一人では生きられない。と同時に一人では子どもを絶対に育てられない。そこに女性の高齢化のヒントがあるのではないか。高齢男性の女性化が正しいのではないか。年老いた男性はバリバリ働くことでもなく、若い女性に子どもを産ませることでもなく、女性化して子育てに奉仕すべきではないのか。

 

●子どもと母親の行動、とくに子どもからみたものは愛着(アタッチメント)といい、安全基地の形成に役立つ。

 生きのびる手段としての安全基地の確立が大切です。半永久的に機能する。

 逆に母から子供への情緒的気持ち、これをボンディングという。情緒的絆。妊婦の鬱とボンディング障害は関連性があることがわかっています。子どもに対する感情の欠如、拒絶、怒りといった形で現れます。妊婦のうつはパートナーにも関係しています。

 

●男性の育休を罰則付きの義務に(有給休暇の義務化と同様、そこまでしないと未来はない。)いい加減に資本主義・経済優先主義をやめませんか。条例にしたっていい。子育てを一人でやってはいけない条例はいかが?

 

子育てに正解はない。逆にうまくいくほうが奇跡である。つらい時期もあるかもしれない。でもようやく乗り越え、思いかえしたら、子どもとのプレシャスな大切な時間だとおもう。いつまでも輝く、いとおしい、かけがえのない季節に違いない。

●「親はかつてのあかちゃん」「子どもは未来の親になる」「この子は未来の自分だよ」「この子を大切にすると、自分も大切にされます」

●不適切養育(マルトリートメント)は適切なやり方をしらないだけ。

●最初から良いお母さんはいない。普通の女性が普通の妊婦になり普通のママになるだけです。子どもとのかかわりの中で、徐々に普通の女性がいいお母さんに成長していきます。良いおっぱいなら、あります。笑顔のついているおっぱいがいいおっぱいです。

●うまくいえませんが、こんな感じです。最後まで読んでくれてありがとう。

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