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長岡市小児科 キャッツこどもクリニック 日曜診療あり

ロタウイルスワクチン

●ロタウイルスワクチン

生ワクチン、経口ワクチン(口から飲むタイプ)任意接種です。

●接種時期と接種回数

生後6週から接種できますが、ほかのワクチンとの同時接種を考えて、生後2か月からが最適です。ワクチンの種類によって2回または3回接種します。どちらも接種できる期間が決められています。これがほかのワクチンと異なる点です。この目的は、腸重積症が起こりにくい低い年齢で接種することです。

●スケジュールを立てる時のポイント

生ワクチンのため、4週間以上間隔をあけなければいけません。0歳児はほかにも接種が必要なワクチンが多数ありますので、同時接種で受けることがおすすめです。生後2か月になったらすぐにヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンなどと同時に受けることをおすすめします。接種できる期間がとても短いので、かかりつけの小児科医と相談して、スケジュールを立てましょう。

●ワクチンの効果と安全性

ロタウイルスによる重症の嘔吐下痢症を約90%減らします。脳炎などの重い合併症も防ぎます。WHO(世界保健機関)はロタウイルスワクチンを子どもの最重要ワクチンの一つに指定しました。

『ロタリックス』[1価・2回接種]
一番流行して重症化しやすい1種類のロタウイルスを弱毒化したワクチンです。交差免疫によってほかの種類のロタウイルスにも有効であることがわかっています。4週間隔で2回接種します。遅くとも生後146日(生後3か月半過ぎ)までに1回目を受け、生後24週(168日)までに接種を完了します。生後24週以降は接種することができません。

『ロタテック』[5価・3回接種]
流行して重症化しやすいウイルスを含む5種類のロタウイルスを弱毒化したワクチンです。 4週間隔で3回接種します。遅くとも生後146日(生後3か月半過ぎ)までに1回目を受け、生後32週(224日)までに接種を完了します。生後32週以降は接種することができません。

●同時接種について

同時接種が安全であることは、世界の常識です。安全性と有効性は2種のワクチン、どちらも同等です。

●費用について

ロタリックス(2回法)        1      11000

ロタテック(3回法)           1       9000

 

●その他、不明な点ございましたら遠慮なくスタッフにお問い合わせください。

 

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