院長先生のブログ
終戦記念日
終戦記念日です。
今日だけは真面目です。院長の実家は見附の田舎の農家です。お盆に帰ると仏壇の脇に飾ってある戦死した祖父の弟の写真を見つめます。若いころの自分にそっくりです。彼は召集令状(赤紙)一枚で戦地に派遣され、千島列島で戦死したそうです。磯部石雄といいます。
生産性がない
生産性がないとか、男女差別とか、合理的配慮とか、難しいことがありますが、決まって農家の次男、三男に召集令状が出されたようです。戦争での戦死者をまったく出していない一族もあります。物資のない中、美味しいものを食べていた日本人がいたことも事実です。不公平感はぬぐえません。が、平成の現在、絶対に戦争はしない、という決断はまったくもって正しいものです。
赤紙が届いた翌日に小学館の職員採用合格通知が磯部石雄に届きました。
不登校・引きこもりの子供たちよ。今日だけでいいから想いを馳せてほしい。
生きたかった、絶対に死にたくなかった人たちの無念の思いを少しだけでいいので感じ取ってもらえないだろうか?今日だけでいいから。お願いいたします。