院長先生のブログ
ヘルメット適正治療研修会に参加しました。
ヘルメット適正治療研修会に参加しました。
今日もいい一日です。よきよき。ご機嫌です。
先日、スタッフ二人を引き連れて、東京の研修会に参加しました。
【第6回位置的頭蓋変形に対するヘルメット適正治療研修会】
に参加しました。
なんども参加していますが、参加するたびに学びがあります。
ありがとうございます。
当院では頭の形に悩む保護者のために、頭の形外来を開設しようと決断したのは2019年春でした。
文献やテキストをあたり、学習して、各メーカーの説明を受けて、当院ではジャパンメディカルカンパニー様のヘルメット治療を導入しようと決めたのは2019年暮れでした。その直後には,COVID19の大流行となり、うやむやなまま時が過ぎました。コロナ対策、コロナワクチンなどで、「頭の形外来」は一時期ストップしてしまいました。が、しかし、当院では2022年には試行錯誤の末、「頭の形外来」を立ち上げ、現在に至っています。その間にも大学病院に研修にいったり、上記のヘルメット適正治療研修会に複数回参加し、医院でも『あたまのゆがみ講習会』などを開催し、適正治療に邁進しています。つくってかぶせておわり、ではないと思っているからです。日々研鑽です。
ジャパンメディカルカンパニー様でもホームページにあるように、認定医療機関基準を設けています。
なかなか難しいです。
条件は
- 一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会 理事を講師とする年2回の当社主催の研修会*を必ず受講すること
標準治療が確立されていない治療法だからこそ、治療に携わる医療機関とその医師とで相互に学び合い、教え合うことで治療の品質を高めたい、そう考えています。
それでもわたしたちは、治療を受けるお子さまと親御様に安心していただくためにも当社製品の導入を希望する医師には「研修への参加」と「先行施設の見学」をお願いしています。大事なお子さまの一生にかかわるヘルメット治療が「簡単」「お手軽」なものであってはいけない、そう考えているからです。ただヘルメットを作って終わり、ではありません。
お子さまの一生を見据えた治療を医師とともにつくりあげています。(以上同社ホームページより)
というわけで、今回の研修会でも、5時間以上もぶっ続けの熱い激論講習会でした。非常に良い学びとなりました。決して見逃してはいけない骨縫合早期癒合症、病的頭蓋変形症の鑑別、皮膚トラブル、診診連携や斜頭の有症率、ヘルメット治療の原理と機序、説明などなど、新しい知見と学びが深まりました。
あらためて感謝したします。
それらを踏まえ、当院でも慎重に【赤ちゃんの頭の形外来】を継続していこうと心に誓いました。
ありがとうございます。

