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百日咳に対しての予防接種
百日咳に対しての予防接種
今日もいい一日です。よきよき。ご機嫌です。
先日、ある優秀なママさんから電話連絡をいただきました。
『二種混合ワクチンの代わりに三種混合ワクチンを打ちたいので打てますか?』という
問い合わせです。
【素晴らしいな!もちろんです!】
現在、百日咳が流行しています。百日咳の抗体価が下がっているのが原因です。
現在の五種混合ワクチン(2か月、3か月、4か月と1歳過ぎ)の4回接種では抗体価が下がるのです。
よって
①小学校入学前に「三種混合とポリオ」の接種をおすすめします。
②11歳以上の「二種混合」を「三種混合」に変えて接種をおすすめしています
◎(しかしながら、①②は定期接種ではなく、自費になってしまします。ホントに子どもに優しくない国だな)
◎(また、海外では思春期以降に成人用三種混合ワクチン(百日せきジフテリア破傷風混合:Tdap)を行っています)
◎小児科医として最も尊敬する師匠の一人、菅谷先生(特定非営利活動法人 VPDを知って、子どもを守ろうの会理事長)も上記のように勧められています。参照ください。(https://www.know-vpd.jp/)