院長先生のブログ
人間だから意味づけをしてしまう。
人間だから意味づけをしてしまう。
今日もいい一日です。よきよき。ご機嫌です。
先日、当直をしていた時のお話です。
あまりにも疲れていた夜です。
一人お亡くなりになり、手を合わせました。死亡診断書を書いて、当直室に戻りました。
喉が渇いていたので、自販機で、「ほうじ茶」のボタンを押しました。
するこ、ブラックコーヒーが出てきました。ふと、自分が軽く意識混濁で押し間違えたかな、と思い、再び160円いれて、「ほうじ茶」ボタンを押すと、また、ブラックコーヒーが出てきました。
(今晩は寝るな!ってことかなあと思いました。)
案の定眠れないでいると、
再び、二人目の看取り。手を合わせました。死亡診断書を書いて、もうふらふらです。
当直室へ戻ろうと階段を上ると、なんと玄関に出てしまいました。多分、無意識に階段を下りていたのです。
(お前は帰れ!ということかなあと思いました。)
(もしくは、僕の潜在意識が帰りたい、と言っているのかもしれません)
このように、偶然の出来事に意味付けをしてしまうのも「人間のさが」
まだまだ、未熟、学習の途中、悟りの境地ではありません。