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長岡市小児科 キャッツこどもクリニック 日曜診療あり

キャッツこどもクリニック『赤ちゃんの頭の形外来』について 

キャッツこどもクリニック『赤ちゃんの頭の形外来』について

 

キャッツこどもクリニック『赤ちゃんの頭の形外来』は研修・訓練・準備期間を経て、2022年10月に第一症例を経験し、専門外来を正式に開始しました。

キャッツこどもクリニックは県内では2番目のヘルメット治療の施設です。県内最初は新潟医療センターです。(2019年5月から2023年2月までに約400人の赤ちゃんが受診され、約200人の赤ちゃんにヘルメット治療を行ってきました。新潟医療センターHPより)

当院では新潟医療センターに遅ればせながら、2022年に開始し、現在ではヘルメット治療症例70例、専門外来受診・相談は250人弱です。

受診相談された方の3,4人に一人がヘルメット治療しており、その他の方は向き癖指導等で終了しています。(現在、クラニオメーターで歪み測定は無料です。)

『赤ちゃんの頭の形』をやるにあたり、一番怖いのは骨神経疾患や早期癒合症などの見逃しです。そのために、「日本頭蓋健診治療研究会」に参加し続けたり、「位置的頭蓋変形に対するヘルメット適正治療研修会」に複数回スタッフともに参加して、自己研鑽を繰り返してきました。

自費診療といえども、医療行為ですので、しっかりとしたエビデンスと安心安全が必要です。

自治医大さいたま医療センターの細野教授や新潟医療センター脳外科西山先生とも懇意にさせていただき、頭の形と骨神経疾患の勉強を行ってきました。

個人的には頭蓋変形の児のサンプルデータでビタミンD欠乏を確認しており、ビタミンD補充をした児も複数います(未発表データ)。

2024年5月には県助産師会で「頭の形とヘルメット治療講演会」をさせていただきました。

また嬉しいことに、ヘルメット治療したママさんたちがグループを作ってくれてお茶会のような楽しいサークルにも参加させていただきました。とても嬉しかったです。それに長岡だけでななく、村上、 新発田、妙高、湯沢はもとより、県外からもヘルメット治療通院をしていただき、ほんとにありがたいです。

またまだ、わからないことや勉強の足りないところがあると思いますが、それも研鑽の日々。

常に最新データを仕入れ、エビデンスのある形で赤ちゃんの頭蓋変形について学んでいきたいとおもいます。

・これからも適正なヘルメット治療の提供と頭蓋健診の提供を誓います。

・児の頭の形と未来に対する不安に親に寄り添う形で医療提供を誓います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

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