院長先生のブログ
【ただただ目の前の命を救うだけ】 救急隊員は人として素晴らしい
【ただただ目の前の命を救うだけ】
救急隊員は人として素晴らしい
今日もいい一日です。よきよき。ご機嫌です。
僕は救急隊に二度、助けられたことがある。
一度目は弥彦神社の境内で痙攣している男性の救急蘇生をしていた時だった。すぐに駆け付けてくれて、非常に助かった。
二度目は小布施サービスエリア(上り)で心肺停止の男性の救急蘇生をしていた時だった。すぐにAEDをもって駆けつけてくれた。神様に見えた。
それ以外でも研修医の時から、今まで、散々お世話になっている。
学ぶことも多いし、勉強を教えてもらうことも多かった。いつのまにやら、教える立場になってしまったが・・・。彼らは非常にまじめで非常に熱心である。
30年近く救急隊員と付き合ってきたが、みな素晴らしい人格者だった。若い頃は心不全の子供を大学まで運んだこともあったし、仮死のベビーを蘇生バッグを揉みながら、救急車に乗り降りした。
搬送を終えて、元病院まで戻る際には缶コーヒーをごちそうになったことも複数回ある。本当に頭が下がる。
彼らは使命と法の間で苦しみさまよっている。気管挿管や点滴、救命処置などを許可し、適宜、実際に行わせるべきと思う。彼らから、フィードバックし、学ぶべきことも多い。立派な仕事だ。
僕は救急車をみると必ず止まり、道を譲る。そして、頭を下げている。
(いつの日か、僕自身が必ずお世話になるからだ。実際、父も母も家内もお世話になりました。)
【私が、もし、要搬送者であったならば】と想像力を働かせることができたならば、おのずと答えが出てくるはずだ。彼らは尊い仕事をしている。
尊い仕事をしている人よ。
胸を張って、気高くあれ!
困難を突破せよ!
使命を全うせよ!
いつもいつまでも応援しています!