院長先生のブログ
初めての針刺し事故
初めての針刺し事故
自分にとっての針刺し事故は研修医になって、すぐ起こりました。
やってはいけない針刺し事故を起こしてしまいました。
患者さんに使用した針のリキャップをする時に自分の手に刺してしまったのです。
それからが大変。
病棟が大騒ぎ、責任者に報告、患者さんに説明して、感染症の確認。
自分も血をとられて感染症の確認(後日、何回かある)。
部長先生に説明、院長先生に説明、状況報告、ヒヤリハット報告書記載、訂正、書き直し、反省文提出、改善策提出などなど、こっぴどく叱られました。
「余計な仕事増やしてくれちゃって」とか「もう、帰れ」とか「何もするな」とか散々惨めになりました。
(自分が悪いからしょうがない。)
自己嫌悪に陥りました。いなくなりたい気持ちでした。
だから、針刺し事故を起こしたスタッフやら新人には、
私は微笑ましく、厳しく叱りつけます。