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5歳から11歳の新型コロナウイルスワクチンの接種について緊急提言

5歳から11歳の新型コロナウイルスワクチンの接種について緊急提言

 

日本小児科学会と日本小児科医会の両学会から、緊急提言がなされました。

つまり、学会の考え方です。(学会ホームページをご参照ください)

 

簡単に要約します。

 

  • ワクチンに関する知見

・5歳から11歳のコロナ感染症例の大多数は軽症。中等症は散発。

・今後、全年齢に感染者が増加した場合、中等症、重症例が増えることが予想される。

・その場合、2歳未満と基礎疾患のある児はリスクが増大。

・米国では5歳から11歳に870万回接種され、重篤と報告された中で多かったもの:    発熱(29例)、心筋炎(11例)⇒すべて全員が回復した。

  • ワクチン接種の考え方

・子供を守るため、周囲の成人へのワクチン接種が重要。

・基礎疾患のある児へのワクチン接種により、重症化を防ぐことが期待される。

・5歳から11歳の健康な子供へのワクチン接種は12歳以上の健康な子供へのワクチン接種と同様に意義がある。

・メリット・デメリットを本人と養育者がよく理解する必要がある。

 

以上です。(学会ホームページ参照ねがいます)

 

 

 

〇追加です。(以下はホームページには載っていませんが、懇談会を聴いたうえでワクチン接種の姿勢として、記載させていただきました。)

 

・成人の3回目を推進する。

・行動制限、自粛などでなく、「あたりまえの日常」を取り戻すために、「慎重にも慎重」のうえ、接種をすすめていく。

・基礎疾患のある児にはより推奨される。

・子供たちと養育者は「迷っても当然」であろうが、より丁寧な説明・同意のもと、積極的に行う。

・接種の有無等に係る、差別・偏見はあってはならない。

 

以上です。よろしくお願いいたします。

 

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