不安と痛みと恐怖を乗り越えるために

　今日もいい1日です。よきよき。ご機嫌です。

高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種をしていると、

感じることがあります。

それは「不安と恐怖」です。

注射の前から、待合室で待っている高齢者の緊張感が伝わってきます。

じっと恐怖に耐え、我慢している空気が伝わってきます。

緊張感から解放されたとたん血圧が下がる理由がわかるのです。

接種の前後で表情や空気感が全く違うのです。

不安と恐怖を乗り越えるには私たち医療者の表情や声掛けだったり、接種の場の環境設定だったりします。

（痛み刺激に極度に弱いかたには場合によっては局所の表面浸潤麻酔を塗ったりすることもあります。HPVワクチンの際には局所麻酔パッチを貼っています。ご相談ください。）

ともあれ、不安と恐怖を乗り越えるお手伝いを一生懸命したいと思います。

一緒に乗り越えましょう。