院長先生のブログ
ひきこもりは良い
ひきこもりは良い
今日もいい一日です。よきよき。
極論ですが、ひきこもりはよいと思っています。
一例一例、事情が異なり、それこそ十人十色。
様々な事情があって引きこもったのでしょう。
外にでると自分が傷つき、不安になるからです。防衛策かもしれません。
安定、安心を求めて引きこもっているのかも知れません。
(知ったかぶりは一番いけません)
じっくりと待ちたいものです。
特効薬はありませんし、一般的な対策などあるはずがありません。
ですが、自分を気にかけてほしい、とか、
家族の一員としてみてほしい、とか、
無視して欲しくはないようです。
引きこもりの子供の事例ですが、
自宅に教師が来てくれると、壁に耳を当てて聞いています。
なんだかんだいいながら、自分の健康管理には気をつけています。
教室にあるはずの自分の空っぽの席を気にしています。
出る予定のない卒業式を気にしています。
引きこもりは良いですよ。
他人に迷惑かけないかぎり、という注釈がつきます。
母、父、家族、友達、学校の先生、かかりつけの先生、行政、
いろんな人に迷惑をかけているかもしれないということだけは覚えておいてほしいです。
自分の苦痛や自分の不安、不満をくすぶらせていてもかまいません。
他人の気持ちにも少しでいいので気を配ってくださいね。
もしかしたら、自分のプライドが高いばかりに、自分の都合を優先させてはいませんか?
ちょっと考えてみてくださいね。