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長岡市小児科 キャッツこどもクリニック 日曜診療あり

ストーリー

新型コロナ感染症の世界的な蔓延のため、今年は診療体制の大幅な変更がなされました。激変です。

以下がそのストーリーです。

 

2020年、国の緊急事態宣言が発布され、5月には受診控えのため、外来患者さんの激減となり、全国の小児科では経営上の問題が浮上しました。

そして、新型コロナ感染症を診療するにあたり、医療機関は徹底した医療安全対策をとって診療するよう指導がなされました。

国は発熱等疾患の患者さんはそうでない人と、時間的空間的隔離をして診療するように指導しました。

スタンダードプリコーションといいます。

また、新型コロナウイルスを保険診療で診るには、県と委託契約をし、行政検査としてしなければいけなくなりました。すなわち、簡単に言うと契約しなければ検査ができなくなりました。

当院では検査せずに診断治療はできないと判断し、いち早く行政検査契約をおこないました。

シンプルにするために、午前は発熱等外来、午後は慢性外来と確実に区分けしました(当院では10月5日開始)。

しかしながら、やはり、当日に保育園などで具合が悪くなった子供をどうしても夕方に診てほしいという切実な親御さんが複数おられるのも事実でした。診てほしいという訴えも複数来ております。

そこで期待にこたえる形ですが、平日の夕方に1時間だけ、一般外来を開くことに決定しました。

しかし、発熱当日や発症数時間では意味のない検査も多数ございますし、翌日の発熱外来に再度受診するように、との指示だけに終わる場合もございます。

 

それでも、親御さんの不安を多少なりとも払拭できれば、これ幸い、それも地域の開業医の務めかなとも考えます。まずは、患者ファーストであると考え、(上手くいかず混乱も予想されますが)、午後の一般外来をスタートしてみようと考えます。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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