院長先生のブログ
ワクチン接種をしましょう。公平な未来のために。One for all. All for one.
ワクチン接種をしましょう。公平な未来のために。One for all. All for one.
生後まもない赤ちゃんはコミュニティがワクチンをしてくれているから守られています。接種時期が来たら、ワクチン接種をして、今度は社会的弱者を守る義務があります。(集団免疫)
感染症は怖いですよね。
破傷風菌は道端の土の中にいます。途上国では不潔なへその緒の処理でベビーに感染します。人は鼻やのどにヒブ菌をもっています。ヒブ菌ワクチン接種にてヒブ菌髄膜炎はゼロになりました(集団免疫)。飛行機の機内に同乗しただけで、麻疹や結核はうつります。
このリスクよりも副作用の恐怖心がつよいとワクチン接種拒否が起こります。
現実です。
事故死より、病死が多いです。
他殺より、自殺が多いです。
鮫より蚊の方がヒトをたくさん殺しています。蚊は地球上でもっとも危険な生物です。(恐怖心ではゴキブリでしょうか)
リスクと恐怖心は違います。よく考えましょう。
想像してみて下さい。自分が弱者になった場合に社会が助けてくれます(集団免疫)。人は個人と社会の2面性の中で生きています。
蜂群崩壊症候群(巣にいる個々のハチの健康状態は巣全体の健康状態に依存する)という言葉があります。だから、ワクチン接種をするとういことは個人だけでなく、社会を守るということです。