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センメルワイス博士と産褥熱

センメルワイス博士と産褥熱

Puerperal feverと言いますが、出産によって生じた小さな傷に菌が感染し敗血症になって死亡する病気です。1847年にハンガリーの産科医センメルワイス博士が接触感染であると推定しました。すなわち医師の不潔な手による院内感染であると突き止めました。医師の手を消毒し手袋をすることにより死亡率低下に成功しました。

現代のMRSAなどを含め、医療者からの院内感染は充分ありえます。一人の患者ごとに毎回清潔消毒、一つの処置ごとに一つの消毒をこまめにすることが大切です。

自分が原因菌を患者にうつしていないか、常に気になります。

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